【ご挨拶】2002年FIFAワールドカップは、日本の決勝リーグ初進出という快挙を残し、2006年ドイツ大会へと夢をつなぎ ました。日本中が応援に沸き、手に汗をにぎりました。 サッカーは、球技の中でも、得点が入り難いスポーツの ひとつではないでしょうか。11人の選手が、いつ入る かもしれない点のために守り、攻撃に汗を流します。 その様子は、我々人間の健康を守る戦いにもよく似て います。中盤で敵(病気)の攻撃の芽を摘む(早期発見・ 治療)ことは、最終ラインでの失点(死)を回避する もっとも重要な方法です。今回は、脳卒中・心筋梗塞 という我々を失点(死)に追い込む、中盤の敵(動脈硬化) に焦点をあてました。 院長 村上知文 |
お盆休みに身体のチェックを!8月のお盆の週(12日〜17日)は通常診療です。日頃時間の無い方、 健康状態が気になっている方は 休みを利用してチェックされては いかがでしょうか??? |
<<元気で長生きするためには・・・人は動脈とともに老いる?(動脈硬化の予防法)>>
「人は動脈とともに老いる」と言われます。これは1900年頃、ジョンズホプキンズ大学医学部の内科教授で、
近代医学教育を確立したウイリアム・オスラー博士の言葉です。日本人の3大死因は「癌」「脳血管疾患」「心血管疾患」です。
この中でも脳血管疾患と心疾患は死因の30%を占め、いずれも血管の壁が厚くなって弾力性が失われ、血管が劣化したり
狭くなってしまう「動脈硬化」が原因です。「動脈硬化」は30代から始まるとされており、日本では食生活の欧米化や
運動不足とともに、動脈硬化性疾患の低年齢化が進んでいます。以前は40代の心筋梗塞は若年性と言われ珍しかったものが、
最近では珍しくなくなり、30代の患者や20代後半の発病も見られるようになっています。
一方、高齢化に伴う寝たきり状態の
増加は、医療費高騰という点からも大きな問題になってきています。日本の寝たきり状態の原因の約半分は脳血管障害のため、
「動脈硬化」を予防し血管を若く保つことが、寝たきりを防ぎ、元気で長生きするための課題になっています。それでは
「動脈硬化」を予防するにはどうしたらよいでしょうか?ウイリアム・オスラー博士の言葉にもあるように、動脈は年齢を重ねる
につれて老化し硬化が進展します。これを完全に止めることは不可能ですが、重要なことは、動脈硬化を進展させる危険な要素を
できるだけ排除するという事です。その主な危険因子とは「高血圧」「糖尿病」
「高脂血症」「肥満」「喫煙」「多量飲酒」などです。これらの危険因子の中でも
「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」「肥満」は特に「死の四重奏」と言われ、我々の
気がつかない間に、死への序曲を奏でていきます。そしてこれらを予防するためには、症状が出現する前に検診や人間ドックなど
により早期発見することが必要です。実際に、これらの危険因子はは20代から見られることも稀ではなく、当クリニックで
行っている会社検診でも、若年者の危険因子の増加が問題となっています。
特に、一般的に行われている法定の会社検診では、これらの項目は必須ではなく、検診を受けているにも関わらず見逃され、
中年以降の脳梗塞や心筋梗塞の原因になることも稀ではありません。また、最近では、血管の動脈硬化を簡単に測定できる
検査機器が開発され、動脈硬化の早期発見に力を発揮しています。当クリニックでも、機器導入後は、動脈年齢を自覚すること
による生活習慣の改善や、動脈硬化危険因子の発見に威力を発揮しています。検査は両手・両足首の4箇所の血圧を同時に測定
する程度なので、苦痛なく約5分で終了します。
料金は3,000円です。(動脈硬化性の病気をお持ちの方は、保険が適用されます)検査のみも可能です。
御希望の方はお問い合わせください。
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